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Blast of Brilliant STARS

第10章 ジャポニズム②

【のさまじょさま・にのあい】



「あれ…?」

気がついたらベッドに寝てる。

白い天井。
見慣れない風景。


「ここ…どこ…?」

傍らに人が居た。


「気がついた?」

「え…?」


「急に倒れるからびっくりしたよ」

そう言った人は、微笑んだ。


「あの…どなたですか…?」

「俺?二宮っていうの」

そう言って俺の手を握った。


「キミのアパートの隣に住んでるの。よろしくね?相葉さん」


どうやら俺は、急性アルコール中毒で玄関先で倒れてたらしい。

そこを通りがかりの二宮さんが、助けてくれたらしい。

そのまま夜中まで点滴をし終わるまで付き添ってくれた。

誰も居ない病院の廊下を二人で歩く。


「すいません。二宮さん…迷惑かけて」

「いいえ。今日休みだからいいんですよ」


そう言ってにっこり笑った。


「なんであんなに飲んでたの?」

「いや…ちょっと…」

「失恋でもした?」


ドキっとした。

まさに今日、彼女に振られたのだ。


「ふふ…当たっちゃった」


二宮さんは黒目がちな目を俺に向けた。

「慰めてあげようか…?」


消毒薬の匂いと、二宮さんの妖艶なほほ笑みに、神経が麻痺した。


「お、願いします…」



のさまじょさん
2015-11-03 16:57:30


〉つって、にのあい書いちゃったw
ごめんね!バンビズじゃなくって!w



〉にのあいは私得よ?笑

また可愛い、受けの相葉さん。
ご馳走様でございますわ♡

どちらも医者じゃないのも新鮮ね。

初対面なのに勘の鋭い、妖艶ニノ…♡


ショートショートの醍醐味は、続きを
自由に妄想できること…と思えてきたわ。

でも正直、もっと読みたくなっちゃうのよね…欲しがりでごめんなさいね。ふふ。

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