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Blast of Brilliant STARS

第10章 ジャポニズム②

【millieさま・さとくん①】



「翔先生…いる?」

可愛い声と共に小さな人影が入り込む。


「智くんどうした?今、安静の時間だよね?」

パジャマ姿の智くんは俺の膝に乗る。


「いいの!眠くないから!」

「眠くなくてもベッドにいなくちゃ?」

「やだ!さと、いや!お薬も…ベッドも…点滴も…!」

白衣をぎゅっと握り感情を爆発させる。


「ゴメン…なかなか治してあげられなくて」

思わず呟いた俺に智くんが顔を白衣に押し付けて首を振る。


「翔先生、悪くない…」

「ありがとう、さとくん」


「先生…僕、治る?」

「大丈夫、ちゃんと先生達が治すから。ほら、部屋に戻ろう?」


「やだ、和先生に怒ってるもん!帰らない!」

「二宮先生には俺が一緒に謝ってやるから」


「うーー、じゃぁ、抱っこ…して?」

「OK、抱っこね?」

智くんの小さな体を抱き上げる。


「智!やっぱりここか…心配したよ?」

「和先生…めんなさぃ」


「ほら、怒ってないだろ?」

「うん」

三人で病室に戻る。
離れるのを嫌がって泣く智くん。

抱っこであやすと「先生ありがと」と一言。

そして寝息が聞こえる。

大丈夫、俺たちが守るから…。



millieさん
2015-11-12 09:11:50


〉朝っぱらからすんません。

どうしても小さいさとくんを書きたかったの!
小さいから危険なことは致しません!

山+大宮のゴールデントライアングルが
私、絶賛フィーバー中で…。

あーさとちゃんかわいい。
ほんと、かわいい。

可愛さを表現出来ない自分を呪うわ。



〉充分表現されているわ。

なんなら可愛さが有り余ってるわ!

智愛と山愛が、溢れ出てちゃって…♡


甘やかす翔先生も、厳しいニノ先生もツボよ。

パパニューのさとくんも、こちらのさとくんも、一日でいいからお借りしたい♡

いえ、翔さんの愛し子だったわ。

微笑ましくて、癒やされましたわ。

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