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Blast of Brilliant STARS

第12章 ジャポニズム④

【のさまじょさま・大宮】



「さーとし」

「ん?」

かずが引っ越してきた、俺の部屋。

時間が0時を指した瞬間。

振り向くと、ちゅっとキスされた。

「あ…」

「お誕生日おめでとう」

「ありがと…かず」

「これね、プレゼント…」

「ん…ありがと…」

小さな紙袋…

あれ?これ、前に俺がリングあげた時の袋…?

中身を開けると、リングケース。

あれ?おかしいな…

これも前に俺があげたやつのケース…

首をかしげながら、リングケースをあけると、プラチナのリングが出てきた。

「え…?」

「大野さん」

「へ?」

こんな呼び方、ふたりきりのときは久しぶりで。

かずが真剣な顔してる…

「俺と、ずっと一緒にいてくれる?」

まっすぐ目をみるかずの顔が、とってもとっても真剣で…

思わず顔が赤くなる。

「う、うん」

にこっと笑うと、リングをケースから取り出して俺の左手の薬指につけた。

俺があげたやつと重ねると、いい感じになる。

「俺、不器用だからリング作れなかったけど…一生懸命選んだから…」

ふたりのリングが重なった。

「大野さん…結婚、しよ?」

かずと俺の影が重なった。



の智まじょさん
2015-11-26 00:31:07


〉きゃー!
なんてもん書いただあああああ
恥ずかしい…恥ずかしい…

一応、きみどりの続編…

いや…scene4にはつながらないかもしれない…

明日から大阪で、もう死にそうに忙しいので、書き逃げします。

明日からの更新、止まるかも…
ごめんぬうう!



〉カラフル「きみどり」シリーズファンには
たまらないショートショートね!

和の男らしいプロポーズに、智さんも頬を赤らめ乙女になっちゃって、可愛さ倍増ね。

飾らないストレートな言葉が胸に響いて、
こっちまでキューン♡とトキメいたわ////

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