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Blast of Brilliant STARS

第13章 ジャポニズム⑤

【翔たんさま・山】ジャポニズム(忠臣蔵)



愛するが故に…

智… 俺は…

黙って行くことをゆるしてくれ

殿の無念をはらすため それが武士の本望

粉雪が舞う

まだ眠りの中の智に口づける

「さらばじゃ 来世 必ずまた逢おうぞ」
出ていくその背に

「翔… 」

それが武士道ならば 止めはしない

ならば共に逝くまで…

突入の太鼓が鳴り響く

「智…」

翔の声が聞こえた

「いつも一緒だよ」

粉雪が赤くそまる



翔たんさん
2015-12-05 20:23:07


〉ジャポニズムか? 忠臣蔵のショートショートショート 短か! 失礼しましたm(_ _)m



〉お山の愛の忠臣蔵ですね!
武士道を貫く翔、しびれます。
粉雪が赤く染まるって描写がカッコ良くて。
ジャポニズム、しかと感じました!

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