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Blast of Brilliant STARS

第13章 ジャポニズム⑤

【millieさま・ぴゅあ風+サンタ山③】



3人のクリスマスの願いに応えるべく、智くんと準備を進める。

そこでふと思った。


「ねえ智くんはお願い、ないの?」

「うん?サンタは悪い子のところには来ないんだよ?だからね僕の所には来ないの」


当たり前のように言う智くんが悲しかった。

「翔くんは?お願いないの?」

俺ねぇ…。

「俺の所にも来ないよ。俺、欲深だから…」

「1個じゃないってこと?」


頷く俺の腕を智くんが揺する。

「えーなになに?教えてよ」


上目遣いで聞いてくるこの人が可愛い悪魔に見えるのはなぜ?

「ちょっと耳貸して」


智くんの耳許に唇を寄せて小声で話す。

「…とか、…とか?」

「確かにそれはサンタさんじゃ無理そうだね?」


「だろ?だから俺はいいの。智くんのは?サンタが来なくても願いは…あるんじゃないの?」

「うーん、あるような、ないような?」


「なにそれ?」

「サンタさんじゃ出来ないこと?かな…」


「わかんないじゃん…手紙、書いてみたら?」

「ふふ、そうだね?ダメもとで書いてみる?」

笑う智くん。

気づいてる?今、俺の願いが一つ、叶ったよ。

今度は俺が智くんの願いを叶えるよ…。



millieさん
2015-12-11 19:04:07


〉500でピンクは無理病、発症中のmillieです。

というわけでお山クリスマス。
二人のサンタの願いは叶うんでしょうか?

叶うと…いいね?


イヤー、見事になんもない、すっかすかな話でスマソ。

毎度500の壁に敗れてるわ。

というわけで消えまーす!



〉ピンクでなくとも、ほっこり愛があって
切ない奥深さもあるストーリーで…
こういったお話、大好きですわ♡

すっかすかなんて、とんでもない!

翔さんの願いの一つは
智さんに願い事を聞いてもらうこと…
もしくは、智さんの願いを聞くこと
だったりするのかしら?

「サンタになった大人」だって、クリスマスプレゼント、欲しいわよねぇ…
そこはサンタ同士で、叶え合う。
とても素敵だわ☆

私も、実生活で「サンタの代理人」を毎年やってるけど…
私は、皆様から作品のプレゼントをもらえて
幸せよ…ふふ♡

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