テキストサイズ

Blast of Brilliant STARS

第13章 ジャポニズム⑤

【のさまじょさま・末ズ】華道⑦



「二宮先生…」

眠っている先生にそっと近づいて、頬に触れる。

その頬はどこか冷たく感じた。


「なに…?潤…」

「教えてください…僕のこと、愛していますか…?」

「愛してるよ…潤…」

先生は僕の頬を冷たい手で包んだ。


「お前だけだよ…?」

嘘だ…先生は嘘ばっかりだ…


「潤…信じてくれよ…」

「じゃあ…櫻井の…翔さんは…」


「あの人はね。腐れ縁…」

「え?」


「若いころ、俺を犯した味が忘れられないんだってさ」

「え…犯すって…」


「潤…俺は男だよな…?」

「えっ?」


「言えよ…俺は男だよな?」

強い力で二の腕を掴まれる。

「痛い…」

「俺は…男だ…女なんかじゃない…」


ぶるぶると先生は震えだした…

「俺は…俺は…」

「先生…」

そっと先生の手をどけて、抱き寄せた。


「先生は…男です…俺にとって唯一の男です…」

「潤…」

乱暴に、先生が俺の着物を剥ぎとった。

なんの前戯もなしに、先生は僕の中に入ってきた。

「ああっ…うっ…」

「潤……潤……受け止めて…?」

「来て…先生…」


過去に…なにがあったの…?

ねえ…先生…教えて…



のさまじょさん
2015-12-11 23:14:14


〉お久しぶりの華道の師匠と弟子!

あれ?こんなダークな話だっけ?w
どうしよう…末ズカラフルで書いてるのに…w
えっと、これはシュガーで書くやつの布石として書きました。
どこから書き出すかわからないけど、とりあえず…

書き逃げっw



〉きたわ…!華道末ズ!!
翔さんとの絡みが気になっていたのよね。

二宮先生と翔さんの過去に何があったのか…
続きは短編集で、ってことかしら?嗚呼!

ヘブンズシュガー、拝読しているわ。

日舞は、爽やかポップ調。

華道は、泥沼なダーク調…なのかしら!?

ショートの世界観をここまで広げられるなんて…
やっぱりすごいわ、のさまじょワールド!
楽しみにしておりますわ♡

ストーリーメニュー

TOPTOPへ