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Blast of Brilliant STARS

第4章 ハロウィン祭り

【文鳥さま・山】



「アンケート?」

「うん。ハロウィンの思い出だって。そんなのないから書けなくて…」


すると翔くんが

「じゃあ思い出つくっちゃう?」


「ん?」

「智くん、Trick or treat!お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」


「あははっ急に言われてもお菓子なんてないよ〜」

「じゃあ…」


「あははっ!やめて!くすぐったい〜」

「まてっ笑」

くすぐってくる翔くんから逃げ回っていたのだけど、気がつけば俺はラグの上にうつ伏せで…

チュッ

「ん…」

いつの間にかあらわにされた背中に翔くんがキスの雨を降らせる。

「あぁっん…」

チュッ

「んふっ…んぅ」

体をよじって逃げようとしても力が入らない…

チュッチュッ

「あ…もう背中ばっかり、ダメ…」

チュッ

「智くんの背中すき。すごく綺麗で色っぽい」

チュッ…チュッ

「翔く、ん…おねが…っ」

チュッチュッ

「ん?どうしたの?」

チュッ…

「///こっち、も…さわってっ」







まどろむ俺を、翔くんが引き寄せて抱き締める。

「ハロウィンの思い出できた?笑」

「できたけど…」


「けど?」

「書けない!」



文鳥さん
2015-10-04 10:33:36

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