テキストサイズ

Blast of Brilliant STARS

第4章 ハロウィン祭り

【ガーベラ♡さま・磁石】



「カズ~?どこにいるの?」


俺を探す、彼の声。

出てってなんか、やらないんだから...


「カズ~...

......見つけた♪」


クローゼットの中で、膝を抱える俺は、呆気なく見つかってしまう。


「何してんの?かくれんぼ?」

...そんな、笑顔したって、ダメだよ!


「カ~ズ。出てきてよ」

彼に腕を引かれて、
渋々クローゼットから出る。


「何怒ってんの?」

俺の顔を覗き込む翔さん。


「だって!結婚したいの、
相葉さんなんでしょ!」

子どものように膨れて、
そっぽを向く俺。


「だから~...テレビで、
マジで答えらんないでしょ~?」

「...だって、その時、
相葉くんと、見つめあってた!」


「バ~カ♪
お前が、一番に決まってるでしょ!
分かってるくせに...」

「じゃあ、証明して見せてよ...」


「しょうがないお姫様だよ」

彼が、俺を抱き上げて、ベッドにそっと置く。

「カズ...愛してるよ」


ゆっくり落ちて来る唇に、

俺は、目を閉じる。

...もう。

なんだか、誤魔化された感じだけど。

...翔。

今夜も、たくさん、可愛がってね♪



ガーベラ♡さん
2015-10-04 11:23:37

ストーリーメニュー

TOPTOPへ