テキストサイズ

煩悩ラプソディ

第13章 オキテ破りのシェアハウス/all






翔に上から見下ろされ、両手首を頭の横に押さえつけられて。
熱く潤んだ視線から、逃れられない。


翔「…潤、どうしたい?」

潤「え…」

翔「俺と、どうしたいの?」


焦らすようなセリフとは裏腹に、翔は余裕のない表情を浮かべている。


潤「…翔さ…、」

翔「どうしてほしい?」


まっすぐ見つめられて、どうすることもできなくて。


潤「…翔さんに、愛してほしい…」



…ずっと、こうしたいって願ってた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ