煩悩ラプソディ
第13章 オキテ破りのシェアハウス/all
雅「…い、いいよ?潤に選んでもらおうよ!ねぇニノ!」
和「そうだね、この際はっきりさせたほうが…ね?大野さん」
智「うん。松潤、誰がいい?」
三人と翔に囲まれて、潤は軽くパニックになっていた。
潤「ちょ、ちょっと待って!俺を置いてくなよ!なに?約束?抜け駆け…?」
回らない頭でみんなを見渡しながら、潤が焦りを口にする。
雅「…俺、潤のこと好きだって気付いて、翔ちゃんに相談したんだ。そしたら翔ちゃんも」
翔「うん。俺もずっと潤のこと好きだったって言ったら、じゃあ二人の秘密にしとこうと」
和「で、俺も潤くん好きだって相葉さんに相談したのよ。したら、それと同じタイミングで大野さんから相談受けて」
智「そう、みんな松潤のこと好きだったの」
ねー?と言い合いながら笑っている四人。
潤は開いた口が塞がらなかった。
…な、なんだって…!?