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煩悩ラプソディ

第13章 オキテ破りのシェアハウス/all







智「ちょっと翔ちゃん!どういうこと!?」


未だ潤に跨ったままの翔に智が詰め寄る


翔「智くんごめんね?」


言葉では謝るものの
その翔の視線は潤に向けられていて


翔「あまりにも潤が可愛くてさ…」


ティッシュで自分の手と
晒されたままの驚きで萎えた潤自身を拭って
潤の体に布団をかけた


それをされている潤は
目を見開いて固まったまま声が出ない


智「可愛くてって…俺達との約束は!?」


智のその言葉に
ドアの前に突っ立っていた2人も
部屋に入ってくる


雅「そうだよ翔ちゃん!約束忘れたの!?」

和「抜け駆けはナシって約束したじゃないですか!」


3人の剣幕にも怯むことなく


翔「ごめんって。
じゃあ潤に改めて…選んでもらう?」


“一人占めしたい”
その潤の言葉に自信がある翔は3人を真っ直ぐ見つめた

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