テキストサイズ

煩悩ラプソディ

第10章 星に願いを/AN







「にのっ!にのっ…!」





…相葉さんの声が聞こえる。




そんなに大声出さなくても充分聞こえてるって…。




相葉さんに話しかけようとしても、口が開かない。




口に何かつけられている。




…ドラマとかでよく見るヤツだ。




自分の体に、幾つもの配線がくっついている。




…なんだこれ。





「にのっ…ねぇ!にのっ…!」




泣くなよ…みっともないなぁ。




ほんとお前は…
俺がいなきゃダメなんだから…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ