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たのしいまいにち

第3章 初めて


私は大学生になった。

高校生とは違うことは髪の毛が茶色くなったこと、
初めての女子ばかりの環境くらいだろうか。


たくさんの不安を抱えながら入学し

無事仲のいい友達ができた。


大学に入っても、今まで通り彼からのラインは毎日送られてくる。



おはよ



心の中で
今日もきた、幸せだ、と呟きながら

おはよ

と返す。



毎日、その繰り返しのなかで

彼に会いたい気持ちは大きくなっていく。


アルバイトを始めて、少しお金にも余裕が生まれてきた。

しかし、わたしの学科はグループワークや課題が多く忙しいため、

バイトと大学のことで日々の連絡だけでも満足できていた部分もあった。






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