貴方に溺れて~眼鏡をかけたドS秘書~
第5章 Secret SweetTime4 ~過去の痛み~
翌日。
壁時計の鐘が鳴る。時計は7時を指していた。
それと同時にドアを叩くカイトの声がする。
「社長、お早う御座います。早く起きてください。」
寝起きの悪い私の身体を揺らし、一生懸命起こす。
「ん~カイト・・。もう少し」
「はぁ・・。これが一国の主の姿かと思うと情けない・・・。今日は新入社員さんがいらっしゃるというのに」
「カイト・・。おはよう」
私はようやく眠い目を擦りながら布団から起き上がる。
「お早うじゃありませんよ、全く・・。急いで支度してください。朝御飯はもう出来ていますので」
今日も朝からカリカリしてるなぁ・・。新人さんが来るからだと思うけど、そんないい方しなくても・・。
数時間前までカイトの腕の中で抱かれてあんなに幸せだったのに、もう秘書の顔になってるし・・。
まぁ、それが当たり前なんだろうけど・・。何だか少し寂しい。
シャワーを浴びて、顔を洗い、歯を磨き、髪を整えて、私もスーツに身を包む。よし!これで社長モードばっちりだ!
迎えの車に乗り込み、急いでカイトと一緒に出社する。
壁時計の鐘が鳴る。時計は7時を指していた。
それと同時にドアを叩くカイトの声がする。
「社長、お早う御座います。早く起きてください。」
寝起きの悪い私の身体を揺らし、一生懸命起こす。
「ん~カイト・・。もう少し」
「はぁ・・。これが一国の主の姿かと思うと情けない・・・。今日は新入社員さんがいらっしゃるというのに」
「カイト・・。おはよう」
私はようやく眠い目を擦りながら布団から起き上がる。
「お早うじゃありませんよ、全く・・。急いで支度してください。朝御飯はもう出来ていますので」
今日も朝からカリカリしてるなぁ・・。新人さんが来るからだと思うけど、そんないい方しなくても・・。
数時間前までカイトの腕の中で抱かれてあんなに幸せだったのに、もう秘書の顔になってるし・・。
まぁ、それが当たり前なんだろうけど・・。何だか少し寂しい。
シャワーを浴びて、顔を洗い、歯を磨き、髪を整えて、私もスーツに身を包む。よし!これで社長モードばっちりだ!
迎えの車に乗り込み、急いでカイトと一緒に出社する。