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貴方に溺れて~眼鏡をかけたドS秘書~

第5章 Secret SweetTime4 ~過去の痛み~

「お兄様、お久しぶりですね」

「ふん。お前のツラなんかこっちは見たかねーんだよ」

「おー怖い怖い。それよりあの子社長になったんですね」

「あぁ」

「そんな事よりもお嬢様の前では俺たちが兄弟だって事絶対ばらすなよ?」

「お前は俺とりおんの中学・高校の時の高校の後輩。分ったな?」

「はいはい。分ってますよ。そんな事よりも・・ふふふ。今日のパーティーが楽しみだ」

「パーティー?」

「やだな、お兄様。僕の歓迎会に決まってるじゃないですか。ふふふふ、前と比べて大人の身体になってるようだし・・。あのデカパイなんて凄くそそられる」

「てめぇ。何考えてやがる。お嬢様に指1本でも触れてみろ。俺がりおんともどもお前らを殺してやる」

「ふふふ。先輩にはあれほど逆らうなって散々忠告してあげたのにいう事聞かない貴方が悪いんですよ?先輩の逆鱗に触れたらどうなるのか貴方はわかっている筈だ」

「貴様ぁ!それはどういう意味だ?」

「ははは。自分の胸に手を当てて聞いてみたらどうですか?所詮貴方は大切な人すら守れない軟弱男なんですよ」

どう言う意味だ?まさかりおんにお嬢様を抱いた事ばれたのか?だとして一体どうやって・・。

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