秘密
第20章 思出
※さっくんside
「今日何日??」
いつもの質問にこう答えます
「12月24日です」
「いよいよだね、」
私には理解できませんでした
「何がですか?」
「今日は嵐のライブだよ、東京ドーム行かなくちゃ」
「でも、そのお身体では…」
「行く、このために頑張ったんだから、お願い、さっくん」
【お願い】
久しぶりにされたんです
ルナ様が私にワガママを言うのは極稀で
私は嬉しくて、
「分かりました、行きましょう」
そう言ってしまったんです
ルナ様には待っててもらいお医者様のところに行き、事情を説明し、1日の外泊を許可していただきました
車椅子に乗ったルナ様を引き、車に乗ると一度自宅に戻りました
ルナ様がいつもライブの時に着られる赤の服を取り出し着せると喜びました
会場に向かう途中に花束を買いました
何の為かはわかりません
東京ドームに着いた時には、すでに嵐様のファンの方がたくさんおられて、ルナ様の顔はこわばっていました
「大丈夫ですか?」
「う、うん…」
無理をしておられることなんてすぐに分かりました
でもその不安もすぐに取り除かれたのです
ルナ様に気づかれた
ファンの方々が次々に寄ってきて
話しかけてくれました
心配そうなファンの方に対しルナ様はいつもの笑顔で答えていました
「ルナ様、我々も行きましょう」
「うん!」
嵐様のファンの方はすごいです
尊敬してしまいます
無事会場内に入ると、1人のカメラマンさんが声をかけてくれました
「嵐さんのとこ行ってきたらどうですか?」と
「どうなさいますか?」と聞くと
「行く!」
とおっしゃったので、我々はそのカメラマンさんに楽屋の前まで案内してもらいました
「今日何日??」
いつもの質問にこう答えます
「12月24日です」
「いよいよだね、」
私には理解できませんでした
「何がですか?」
「今日は嵐のライブだよ、東京ドーム行かなくちゃ」
「でも、そのお身体では…」
「行く、このために頑張ったんだから、お願い、さっくん」
【お願い】
久しぶりにされたんです
ルナ様が私にワガママを言うのは極稀で
私は嬉しくて、
「分かりました、行きましょう」
そう言ってしまったんです
ルナ様には待っててもらいお医者様のところに行き、事情を説明し、1日の外泊を許可していただきました
車椅子に乗ったルナ様を引き、車に乗ると一度自宅に戻りました
ルナ様がいつもライブの時に着られる赤の服を取り出し着せると喜びました
会場に向かう途中に花束を買いました
何の為かはわかりません
東京ドームに着いた時には、すでに嵐様のファンの方がたくさんおられて、ルナ様の顔はこわばっていました
「大丈夫ですか?」
「う、うん…」
無理をしておられることなんてすぐに分かりました
でもその不安もすぐに取り除かれたのです
ルナ様に気づかれた
ファンの方々が次々に寄ってきて
話しかけてくれました
心配そうなファンの方に対しルナ様はいつもの笑顔で答えていました
「ルナ様、我々も行きましょう」
「うん!」
嵐様のファンの方はすごいです
尊敬してしまいます
無事会場内に入ると、1人のカメラマンさんが声をかけてくれました
「嵐さんのとこ行ってきたらどうですか?」と
「どうなさいますか?」と聞くと
「行く!」
とおっしゃったので、我々はそのカメラマンさんに楽屋の前まで案内してもらいました