秘密
第25章 2人
※大野side
風呂場から聞こえる声
鼻歌かな、って思ってたんだけど
よく聞くと何か訴えているような声だった
心配になって脱衣所の前までくると
はっきりと聞こえた。「やだ、」って
嫌な予感がした
俺は脱衣所のドアを開けて風呂場のドアを叩く
「ルナ?大丈夫?」
ドアに耳をつけると急に開かれる扉
そのまま俺に抱きついて離れないルナ
無理やり顔を俺に向けさせると
涙でぐちゃぐちゃの顔
でも濡れていたのは顔だけだった
お風呂はいってすぐ…なにがあったの?
ルナはもちろん裸で俺は手を回そうか迷った
背中なら…そう思って俺は抱きしめた
徐々に落ち着いてくるのがよくわかる
「ルナ…」
肩に手をかけゆっくりと離し目線を合わせるためにしゃがんだ
その時目に映ったキスマーク
なにも言えなかった
ルナの目からは再び涙がこぼれ始めた
たまたまそばにあったバスローブをルナに着せて抱き上げリビングに戻ってきた
「大丈夫だから…」
なにが大丈夫なのか自分でもわからなかった
忘れ始めたと思ったのに
なぜ跡を残す?
なんで大好きな人を傷つけるんだよ
「ルナ…」
ル「なんで…好きじゃない人に…つけられなきゃいけないの……ルナが好きなの…大ちゃんなのに……なんで……」
「ごめん…」
俺はルナに着せたバスローブを脱がし男の上から上書きした
2回目だ
前もこんなことしたな
全部につけ終わるとルナの涙は止まっていた
戸惑い?微笑み?
複雑な顔だった
「ごめん…」
ル「ありがとう…大ちゃん…好き…大好き…」
胸元がはだけたまま俺に抱きついてくる
このままじゃ俺がもたない
もしルナがもっと大人だったら
確実に俺はすぐにでも押し倒して抱いていただろう
でもそうはいかない
軽く頭をポンポンと叩いて、
「お風呂はいっておいで。ちゃんと待ってるから」って
ルナは少し重い足取りで風呂場に向かった
風呂場から聞こえる声
鼻歌かな、って思ってたんだけど
よく聞くと何か訴えているような声だった
心配になって脱衣所の前までくると
はっきりと聞こえた。「やだ、」って
嫌な予感がした
俺は脱衣所のドアを開けて風呂場のドアを叩く
「ルナ?大丈夫?」
ドアに耳をつけると急に開かれる扉
そのまま俺に抱きついて離れないルナ
無理やり顔を俺に向けさせると
涙でぐちゃぐちゃの顔
でも濡れていたのは顔だけだった
お風呂はいってすぐ…なにがあったの?
ルナはもちろん裸で俺は手を回そうか迷った
背中なら…そう思って俺は抱きしめた
徐々に落ち着いてくるのがよくわかる
「ルナ…」
肩に手をかけゆっくりと離し目線を合わせるためにしゃがんだ
その時目に映ったキスマーク
なにも言えなかった
ルナの目からは再び涙がこぼれ始めた
たまたまそばにあったバスローブをルナに着せて抱き上げリビングに戻ってきた
「大丈夫だから…」
なにが大丈夫なのか自分でもわからなかった
忘れ始めたと思ったのに
なぜ跡を残す?
なんで大好きな人を傷つけるんだよ
「ルナ…」
ル「なんで…好きじゃない人に…つけられなきゃいけないの……ルナが好きなの…大ちゃんなのに……なんで……」
「ごめん…」
俺はルナに着せたバスローブを脱がし男の上から上書きした
2回目だ
前もこんなことしたな
全部につけ終わるとルナの涙は止まっていた
戸惑い?微笑み?
複雑な顔だった
「ごめん…」
ル「ありがとう…大ちゃん…好き…大好き…」
胸元がはだけたまま俺に抱きついてくる
このままじゃ俺がもたない
もしルナがもっと大人だったら
確実に俺はすぐにでも押し倒して抱いていただろう
でもそうはいかない
軽く頭をポンポンと叩いて、
「お風呂はいっておいで。ちゃんと待ってるから」って
ルナは少し重い足取りで風呂場に向かった