秘密
第25章 2人
※大野side
ルナの歌いつぶりだろう
朝初めて聞いたメロディー
歌詞は付いていなかったけど、いい歌って感じがした
俺はニノが気分で弾いてるキーボードをルナのためにつないであげる
ニノに何回繋げさせられたか分からないからもう慣れたよ
繋ぎ終えるとルナはすぐキーボードの前に立って
弾き始めた
『あぁ 君はいつの日か
深い眠りに落ちてしまうんだね
そしたらもう目を覚まさないんだね
…
あぁ このまま君が起きなかったらどうしよう
そんなことを思いながら君の寝顔を
見ていたんだ』
やっぱりすげぇよ
起きてまだ1時間も経ってないのにこのクオリティ
でも俺は一つ気になった
「これって………」
「んふふw大ちゃんの歌!」
やっぱりね、って違う違う
「俺そんな寝てた?」
「んー、ルナ起きてちょっとしてからだよ」
「俺ちゃんと起きるし」
「起きなさそうだったもん。気持ちよさそうに寝てるからもう起きないんじゃないかって思ったらなんか浮かんだ」
その[なんか浮かんだ]ってもう天才発言だからね
「…」
「どうだった?」
「めちゃくちゃ良かった」
「モデル大ちゃんだったらなんでもよくなるよ」
あぁまた胸が
「まぁ?俺だからね〜」
ちょっと偉そうに言ってみたのに
「ルナの好きな人だもんね〜」
って返してくる
もうほんとどうすればいいの
「俺の好きな人が歌う曲ならなんでもいいもん」
そういうとルナの顔が一瞬にして赤くなったのがわかった
そんな赤くなったら俺も照れるじゃんけ
ルナは無言で俺の方きて無言でぎゅって
なんでか俺もなにも言えなかった
いつもの何倍も早いルナの鼓動
いや、俺が早いのかな?
もうどっちがどっちの鼓動だからわからないくらいにお互いの心臓が強調しあってる
ルナの歌いつぶりだろう
朝初めて聞いたメロディー
歌詞は付いていなかったけど、いい歌って感じがした
俺はニノが気分で弾いてるキーボードをルナのためにつないであげる
ニノに何回繋げさせられたか分からないからもう慣れたよ
繋ぎ終えるとルナはすぐキーボードの前に立って
弾き始めた
『あぁ 君はいつの日か
深い眠りに落ちてしまうんだね
そしたらもう目を覚まさないんだね
…
あぁ このまま君が起きなかったらどうしよう
そんなことを思いながら君の寝顔を
見ていたんだ』
やっぱりすげぇよ
起きてまだ1時間も経ってないのにこのクオリティ
でも俺は一つ気になった
「これって………」
「んふふw大ちゃんの歌!」
やっぱりね、って違う違う
「俺そんな寝てた?」
「んー、ルナ起きてちょっとしてからだよ」
「俺ちゃんと起きるし」
「起きなさそうだったもん。気持ちよさそうに寝てるからもう起きないんじゃないかって思ったらなんか浮かんだ」
その[なんか浮かんだ]ってもう天才発言だからね
「…」
「どうだった?」
「めちゃくちゃ良かった」
「モデル大ちゃんだったらなんでもよくなるよ」
あぁまた胸が
「まぁ?俺だからね〜」
ちょっと偉そうに言ってみたのに
「ルナの好きな人だもんね〜」
って返してくる
もうほんとどうすればいいの
「俺の好きな人が歌う曲ならなんでもいいもん」
そういうとルナの顔が一瞬にして赤くなったのがわかった
そんな赤くなったら俺も照れるじゃんけ
ルナは無言で俺の方きて無言でぎゅって
なんでか俺もなにも言えなかった
いつもの何倍も早いルナの鼓動
いや、俺が早いのかな?
もうどっちがどっちの鼓動だからわからないくらいにお互いの心臓が強調しあってる