秘密
第5章 知る
※大野side
「あの、俺行きます」
「あ、すいません、お願いします」
そうだ
これからは俺が…
「ルナー?」
ル「ん?」
「気まずくさせちゃった?」
ル「ううん、少し外に出たかっただけだよ…」
ル「月…見えないね」
「それがどうかしたの?」
ル「今日はパパ悲しいのかな?」
月が…パパ?
「なんでだろうね」
ル「ルナが写真に向かって話しかけたりしたから?ちゃんとパパに言ってよ、ここにいるのに、って?」
この子はどこまで素直なんだ?
「そうなのかもね」
ルナはそれだけを確認しに来たかのようにリビングに戻ってしまった
さっくんは何かあったら呼んでくださいって言ってどこかへ行ってしまった
きっとやらなくてはいけないことがあるんだろう
ソファに2人向き合うように座る
「ねぇ、聞かせて?ルナのこと、全部、教えて?」
ルナは困った顔をしながらもうんって頷いてくれた
そこからはルナが話し始めてくれたんだ
ル「ルナはね、学校に行ったことがないんだ。だからねたくさん言葉知らないの。ご飯の時もそうだったでしょ?いつも相手がさっくんかパパかマネージャーの大輝くんになるからね、そのー少し崩したような言葉分からないんだ…歌詞もねそうなの、英語なんて分からないから全部日本語、難しい言葉分からないから簡単な言葉。」
学校に…行ってない…?
「あの、俺行きます」
「あ、すいません、お願いします」
そうだ
これからは俺が…
「ルナー?」
ル「ん?」
「気まずくさせちゃった?」
ル「ううん、少し外に出たかっただけだよ…」
ル「月…見えないね」
「それがどうかしたの?」
ル「今日はパパ悲しいのかな?」
月が…パパ?
「なんでだろうね」
ル「ルナが写真に向かって話しかけたりしたから?ちゃんとパパに言ってよ、ここにいるのに、って?」
この子はどこまで素直なんだ?
「そうなのかもね」
ルナはそれだけを確認しに来たかのようにリビングに戻ってしまった
さっくんは何かあったら呼んでくださいって言ってどこかへ行ってしまった
きっとやらなくてはいけないことがあるんだろう
ソファに2人向き合うように座る
「ねぇ、聞かせて?ルナのこと、全部、教えて?」
ルナは困った顔をしながらもうんって頷いてくれた
そこからはルナが話し始めてくれたんだ
ル「ルナはね、学校に行ったことがないんだ。だからねたくさん言葉知らないの。ご飯の時もそうだったでしょ?いつも相手がさっくんかパパかマネージャーの大輝くんになるからね、そのー少し崩したような言葉分からないんだ…歌詞もねそうなの、英語なんて分からないから全部日本語、難しい言葉分からないから簡単な言葉。」
学校に…行ってない…?