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秘密

第5章 知る

※大野side

「なんで学校にいかないの?」

ル「行かないんじゃないんだ、行けないの。同じ年の子があの狭い空間にたくさんいるのがダメなの。ライブのときはねみんなルナのこと応援してくれててみんな味方なんだって思える。だからたくさん人がいても大丈夫なの。」

「じゃあ僕らと嵐とずっといるのも辛い?」

ル「今は…少しだけ、緊張しちゃうの。ルナ背ちっちゃいからみんな上なの。怖くなっちゃうの…」

だからか
今座っているおかげか立っている時よりかは
目線が同じだ

ちゃんと目を見て話してくれてる

「分かった。大丈夫だよ。嵐のメンバーはみーんな優しいから」

ル「うん…」

「ルナにとって長瀬くんってどんな存在?」

ル「さとしくんはね、すごく優しくてねいつもルナのちっちゃい悩み事をね聞いてくれるの。答えも教えてくれる。あとねよく、ぎゅーってしてくれるんだ。さとしくんはルナにとって…2人目のパパみたいな存在」

パパみたいな…
俺らもなれるかな
もっと頼りやすくなれるかな

「そっか、ありがとう。僕らも長瀬くんみたいになれるように頑張るよ。」

ル「嵐がさとしくんみたいに?」

そう。長瀬くんみたいに。

「つよくなるよ」



夜11時をまわった頃俺はルナに、
「また来てもいいかな?」

ル「うん、いつでも」

「おじゃしました」

「またいらしてください大野様」

「はい」

ル「バイバイ」

なんでそんな悲しそうな顔をするんだ
1人にしないでみたいな顔

「バイバイ、さっくんと仲良くね」

そう言って自宅へ帰る


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