秘密
第28章 悩
大ちゃんの家にお泊まりして2週間
ルナは仕事がたくさんになって毎日のように歌った
新曲ができればすぐにCDになった
売れるってこういうことなんだな、って
決して苦痛ではなかったけど
嵐に会える時間がどんどん減っていった
会っても入れ違いとかで
たまにスタジオに歌聴きに来てくれたけど
途中で出て行っちゃったり
カメラにはその時の顔撮られてるんだろうな…
まだ未成年だから夜遅くまでのお仕事はない
すぐにお家に帰ってご飯お風呂と済ませ
プラネタリウムの部屋で寝転がる
たくさんの星を見つめてその日の疲れを癒す
さっくんはその時ルナの横に来て腕をマッサージしてくれる
毎日ギターキーボード弾いてて疲れてるでしょって、
いつもこのタイミングで眠ってしまう
起きると寝室にいてさっくんにおはようを言って
朝ごはんを食べて車に乗ってテレビ局へ
こんな日々が続いていた
ひたすらに楽器と向き合い歌って
好きなことを毎日のように出来るのは嬉しいけど
会いたいよ…
休憩時間は紙にひたすら書いた
『大野智櫻井翔相葉雅紀二宮和也松本潤今近藤月』
あの日までに上手になりたくて
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