腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
なんだあの顔、この前と真逆じゃん。
何と無くむかっとして睨みつけているとその視線に気づいたのかこちらを振り向いた北浜桃史と目が合う。
そしてあろうことか奴はこちらに歩いてくるのだ。
「こっちきますよ!!」
そう言って声を上げる隣の同僚はすでにアイドルを見る並みにメロメロである。
「北浜くん、どうしたの?」
この前と変わらない笑顔を貼り付けてむかつく気持ちを抑え対応する。
そうすると先ほどまでの笑顔とは真反対の冷たい目で見下され
「この前の資料、早くしてください。」
と、またもや吐き捨てられた。
こいつ可愛くねー。
そうは思っても口に出すことはできないので取り敢えずごめんね!と謝って目を通した資料を渡す。
それを受け取るとまた無表情のまま北浜桃史は部署をでていった。
何と無くむかっとして睨みつけているとその視線に気づいたのかこちらを振り向いた北浜桃史と目が合う。
そしてあろうことか奴はこちらに歩いてくるのだ。
「こっちきますよ!!」
そう言って声を上げる隣の同僚はすでにアイドルを見る並みにメロメロである。
「北浜くん、どうしたの?」
この前と変わらない笑顔を貼り付けてむかつく気持ちを抑え対応する。
そうすると先ほどまでの笑顔とは真反対の冷たい目で見下され
「この前の資料、早くしてください。」
と、またもや吐き捨てられた。
こいつ可愛くねー。
そうは思っても口に出すことはできないので取り敢えずごめんね!と謝って目を通した資料を渡す。
それを受け取るとまた無表情のまま北浜桃史は部署をでていった。
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