腹黒ドS王子の愛する人Another
第3章 朔弥 × 元 の場合
「行きます行きます!!」
それはそれは嬉しそうな声が響き忠犬並みの従順さを見せる寺石に思わず笑ってしまう。
「ふふっ。」
「あー、何笑ってるんですか!」
「えっ、悪いっ.....」
失礼な態度だったかと思い咄嗟に謝ると寺石は屈託のない笑顔でわらっていった。
「いいえ、もっと笑ってください。」
なんて綺麗な顔で笑うのだろう。
元々甘いマスクの中に凛々しさがある整った顔が幼い子供のように可愛くなる。
女性社員が天使と騒ぐのもうなづける、
こんな笑顔で微笑まれたらイチコロだ。
寺石はいい奴に違いない!!
勝手にそんなことを思って俺は油断していた。天使の皮を被った悪魔が邪悪に微笑んでいたことに気づかずに。
それはそれは嬉しそうな声が響き忠犬並みの従順さを見せる寺石に思わず笑ってしまう。
「ふふっ。」
「あー、何笑ってるんですか!」
「えっ、悪いっ.....」
失礼な態度だったかと思い咄嗟に謝ると寺石は屈託のない笑顔でわらっていった。
「いいえ、もっと笑ってください。」
なんて綺麗な顔で笑うのだろう。
元々甘いマスクの中に凛々しさがある整った顔が幼い子供のように可愛くなる。
女性社員が天使と騒ぐのもうなづける、
こんな笑顔で微笑まれたらイチコロだ。
寺石はいい奴に違いない!!
勝手にそんなことを思って俺は油断していた。天使の皮を被った悪魔が邪悪に微笑んでいたことに気づかずに。
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