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いくら怒ってるとしてもあまりに反応がなさすぎる。





「なぁ。」





やはり呼んでも何も反応を示さない。




不審に思った俺は北浜の肩に手をかけた。












それは一瞬の出来事。









俺が手を置いた瞬間、北浜の体は斜めに傾きまるでスローモーションを見てるかのように















俺の目の前で崩れ落ちた。





















どさりと鈍い音がして北浜は床にごろりと転がる。







明らかに悪い顔色と疲れきった顔。








いつもの綺麗な顔は青白く透き通っていた。








「北浜っ！！！！！！！」







時間が動き出すように金縛りにあったように動かなかった俺の体も動き出す。







「おいっ！！しっかりしろ！！！！」








肩を軽く叩いてもピクリともしなくて......









俺は軽い北浜の体を持ち上げるとそのままダッシュで車に乗せ近くの病院へと急いだ。