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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第1章 ベゴニア

Jun side

「イチャイチャしちゃって」

そんなカメラマンの言葉に躰が固まる

後ろではリーダーと相葉さんとニノが絡んでて
俺の隣には翔くん

さっきまで自然にニノと出来ていたのに
途端にどうしていいかわかんない

動けずにいたら後ろから温かい腕に包まれて

ビクっと躰が跳ねた

翔「潤?」

心配そうに顔を覗きこまれて

潤「ごめっ…大丈夫」

深呼吸をして躰の力を抜いて
出来る限りの笑顔を作った

それでも全身が熱い
顔が火照ってるのがわかる
こんなに近くにいたら
うるさく高鳴っている鼓動が
聞こえてしまいそうで落ち着かない

「松本君もう少し笑ってー」

案の定カメラマンから指示が入って

潤「すみません」

そう言ってレンズに視線を向けると

「松本君顔真っ赤だよ,可愛いね」

緊張してる俺を見て
場を和ませようとしてくれてるのは,わかってる

でもその言葉に余計に顔が熱くなって

翔「どうした?落ち着け」

ポンポンと肩を叩かれて

そうだ,落ち着け,俺

なんとか言い聞かせて

潤「なんか照れちゃって…」

恥ずかしそうにそう言ってから
いつも以上に意識したスマイルでなんとか撮影を終えた

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