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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第1章 ベゴニア

Jun side

[今旬といるんだけど,お前も来いよ]

家で1人で呑もうとしてた時に
携帯に入ったお誘い

仲良い友人だし
こういう集まりは大好きだし
断る理由がない,と

2つ返事でOKをして家を出た

指定された店に着くともう2人は来ていて

「「乾杯!」」

ビールと軽いつまみを注文して始まった呑み会

気の合う仲間だけでの酒の席は盛り上がって
すぐにみんなほろ酔い

「彼女とかいないの?」

人気若手俳優だろうとアイドルだろうと男な訳で

誰からともなくこの話題があがった

あの女優さんが可愛い,だとか
そんな風に盛り上がる2人を横目に酒が進む

「潤はどーなの?誰かいねーの?」

隣にいた斗真に肩を組まれて
真央ちゃんとかウワサになってたじゃん?
って楽しそうに聞いてくるけど

潤「残念だけど真央ちゃんとは何もないし
そういう相手もいないよ」

何もない

そして親友と呼べる人達に
何も話せないのが少し申し訳ないけど

「じゃあウワサはガセってことかあ
好きなヤツもいねーの?」

潤「…ん,いないかな」

話せる訳もなく適当に誤魔化した


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