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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第9章 チューベローズ

Jun side

「お疲れ様でしたー」

今日は珍しくニノと2人の仕事で

もちろん,それが嫌な訳ではない

ニノと2人っきりなんて久しぶりだから
仕事中は会話も弾んだ

でもこの後の久しぶりの翔くんとのお泊まりで浮き足立つ俺は
終了の合図がかかると同時にスタジオを出た

楽屋で着替えてると

和「お疲れ様,潤くん早いねー」

ってニノが戻ってきて

潤「お疲れ!」

笑顔を向ければ

和「なんかイイコトでもあったの?」

今日ゴキゲンだよね,なんて言いながら
携帯を手に取ったニノが

和「あ。…潤くんこの後,暇?」

潤「え?や…今日はちょっと…」

そう言いながら目の前に突き出された
携帯の画面に視線をうつすと

相葉さんからの5人で呑みたい,とのお誘い

でも俺の携帯にはさっき翔くんから
家で待ってる,って連絡が入ってて

だから相葉さんゴメン!と心の中で手を合わせた

和「翔さんも来れないらしいよ」

翔くんがお断りしたコトにちょっと安堵して

潤「そうなんだ?
俺も…ごめん,また今度…」

ニノはどうするの?と聞くと

和「大野さん行くなら行こうかなー」

って携帯を弄りながら
急すぎる,だの,めんどくさい,だの言っている

潤「じゃあ…お疲れ様!」

翔くんに
今から向かうね,と送って

途中スーパーで夕飯の材料を買ってから
翔くん家に向かった



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