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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第2章 リナリア

Sho side

翔「今日の雅紀の服さぁ…俺も買っちゃったよー」

雅「え!?マジで!?ゴメン…買ってるとこ一緒だもんね」

翔「いや、良いけど…早い者勝ちだから,俺は…旅行の時くらいにしとこ」

雅「ごめんねー…でもコレいいよね!あ,あえてのおソロで出勤しちゃう!?」

雅紀と他愛ない話で
盛り上がってると安心できる

最近の楽屋での過ごし方

もちろん,新聞とか本とか
読んでることは多いけど

それ以外はこうやって
バカな話で盛り上がるように
意識してる

じゃないと…

潤「リーダー,次のツアーの打ち合わせ,日取り決まったからよろしくね」

智「あー,わかった,ありがとね~」

潤の行動すべてに反応しそうになって
自分を抑えられないから…

雅「ねぇねぇ,見て!ここ俺のコメント載ってる!…いいこと言うねぇ~相葉雅紀っ」

翔「自分で言うんだ…はいはい,さすが相葉クンだね」

俺が笑いかけた雅紀の向こうの鏡に
潤が机に突っ伏してるのが映った

結局,何をしてたって
いつも見てる…
気になるし,声をかけたい

雅「翔ちゃん?どーしたの?」

気づいたら雅紀が雑誌から目をあげて俺を見てる
俺の視線を追って潤を見つけると
おもむろに立ち上がって潤の傍に行った

雅「松潤~大丈夫?具合悪い?」

俺が言いたかったことを代わりに全部聞いた
…俺が言いたかったのに…

雅「翔ちゃんが心配してるよ?」

「「 え? 」」

雅紀の言葉にびっくりした
俺と潤の声が重なって響いた

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