センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第2章 リナリア
Sho side
手が熱い…
絡む視線が熱い…
潤「もう少し…一緒に,いて?
起きるまで…いてくれる?」
言葉が躰を熱く溶かしていく
俺を覗き込む瞳から
逃れることすらできなくて
ジッと見つめたまま唇を噛んだ
口を開いたら
何か口走ってしまいそうだった
潤「翔…さん?」
潤んだ瞳が揺れて
熱い吐息の出る唇が
俺の名前を呼ぶ
握られた熱い手を
ギュッと力を込めて握り返した
熱を帯びてトロンとした瞳が
一瞬大きく開かれて
躰がピクンと揺れる
…なにもかも放り出して
メチャクチャに抱きしめたい…
翔「…わかった…」
一言つぶやくと
嬉しそうに目を細める
…好きだよ,潤…
翔「…ここにいるから…心配しないで,寝な」
処方された薬を飲ませて
ベッドに寝かせて
もう一度手を握る
握った反対の手で顔にかかる髪をそっと掻き上げ撫でると
穏やかに微笑んで瞳を閉じた
しばらく手を握っていると
規則正しい寝息が聞こえてくる
もう一度髪を撫でて起きないことを確認してから
熱をもった唇に
そっと唇を重ねた
絶対に気づかれたくないこの想いが
潤に届くように…と
矛盾した願いを抱きながら…
……こんなに心が乱れる想いは
今まで出逢わなかった…
* To be continued ...
手が熱い…
絡む視線が熱い…
潤「もう少し…一緒に,いて?
起きるまで…いてくれる?」
言葉が躰を熱く溶かしていく
俺を覗き込む瞳から
逃れることすらできなくて
ジッと見つめたまま唇を噛んだ
口を開いたら
何か口走ってしまいそうだった
潤「翔…さん?」
潤んだ瞳が揺れて
熱い吐息の出る唇が
俺の名前を呼ぶ
握られた熱い手を
ギュッと力を込めて握り返した
熱を帯びてトロンとした瞳が
一瞬大きく開かれて
躰がピクンと揺れる
…なにもかも放り出して
メチャクチャに抱きしめたい…
翔「…わかった…」
一言つぶやくと
嬉しそうに目を細める
…好きだよ,潤…
翔「…ここにいるから…心配しないで,寝な」
処方された薬を飲ませて
ベッドに寝かせて
もう一度手を握る
握った反対の手で顔にかかる髪をそっと掻き上げ撫でると
穏やかに微笑んで瞳を閉じた
しばらく手を握っていると
規則正しい寝息が聞こえてくる
もう一度髪を撫でて起きないことを確認してから
熱をもった唇に
そっと唇を重ねた
絶対に気づかれたくないこの想いが
潤に届くように…と
矛盾した願いを抱きながら…
……こんなに心が乱れる想いは
今まで出逢わなかった…
* To be continued ...