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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第21章 アレキサンドライト

Satoshi side

嬌声とともに
ニノの中心から白濁が放たれて

智「…っ,ぁあっ…はぁっ…」

ナカで絡みつくように
俺のモノが締め付けられて
耐えきれず熱を吐き出した


智「ニノ…?」

達した余韻の中
ニノに視線を向けると

呼んでも返事が返ってこなくて

智「やりすぎた…」

ナカから急いで抜け出した

シャツを羽織って
洗面所でタオルをあったかく濡らして

ニノの躰を綺麗にした

蕾から垂れる白濁が視界に入って
躰に熱が流れ込んできて

尽きることのない欲求に
内心苦笑が漏れる

乱れたベッドも綺麗に整えて

隣に寝転んで布団をかける


ふと隣に視線をうつすと

規則正しい呼吸をしながら

気持ちよさそうに寝てるニノがいて

思わずその躰を腕の中に引き込んでいた

起きてるときはこんなことできないから…

今日だけ…と自分に言い聞かせる

気付かないフリをしてる気持ちは

肌を重ねる度に
ニノの笑顔を見る度に
確実に膨らんでいて

嫌でも隠さなきゃいけない気持ちに
気付かされる

智「はぁ……」

思わずため息が漏れて

腕の中の躰をぎゅっと抱きしめた


居心地のよい相手でいいから
ずっと隣で笑っていて欲しい

ずっとこうして求めあっていたい

伝えたい言葉さえ
しまい込んだとしても…


* To be continued....

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