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Kazunari side

達したばかりで力の入らない躰に
熱い塊が貫かれた

和「ぁああぁっ…あ,はぁっ…」

欲しかった場所に
大野さんの感触が届く

和「ぁぅっ…んんっ…んぁっ」

脱力した躰が快感を躰中に広げていく

達したばかりの中心は
既に立ち上がって
蜜を零していた

和「あ,あっ…あっ…」

律動に合わせて躰が揺れて
目の前がチカチカしてくる

和「お…のさ…っ…ああっ…」

躰に腕を回そうとしても
それすら力が入らなかった

和「おーの,さ…んっ…はぁっ…」

何かに縋りたくて
大野さんの手を探すと

向えるように指を絡めて
しっかり握ってくれた

智「ニノ…っ…んっ…」

名前を呼ぶ声と共に
少しだけ聞こえる吐息…

和「っぁっ…おーの…さ…きもち?」

俺だけじゃない?
いつもしてもらうだけの俺だから
大野さんにも気持ちよくなって欲しい…

智「ん…気持ちいよ…はぁっ…」

見上げると上気した頬で
熱い吐息を漏らす大野さんの顔があった

和「あっ…ああっ…んぁああっ…」

不意に大野さんのモノが
前立腺だけを狙ってスピードを速める

和「あああっ…ダメ…まっ…てっ…ぁあっ…」

気持ちいい…けど,頭が痺れて何も考えられなくなっていく

躰が浮くような感覚でフワフワする

智「っ…ゴメン…も…無理っ…」

そんな声が聞こえた気がする

でも,その後の記憶はプツンと途切れていた