センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第22章 グラジオラス
Jun side
リフトの上から見る景色は
山の下にいたときと違う綺麗さで
それに感動しながら
隣の翔くんを見て思わず頬が緩む
恋人が怖がってるのに…って思うけど
テレビで見せている怖がる姿とは別で
俺だけが見れる
プライベートのちょっとビビリな翔くん
それが見れることが嬉しくて
ふふっと笑いが零れると
翔「笑うな…」
ゴーグルの奥の瞳に
少し涙を浮かべて睨んでくるから
ゴーグルを額まであげて
涙を拭ってから
潤「頂上までなら大丈夫だよね…」
そう言って安全バーをぎゅっと握る翔くんの手に
自分の手を重ねて優しく握った
少しだけ強ばっていた翔くんの手から
力が抜けた気がして
潤「翔くん…」
翔「…ん?」
少しこっちに向けられた顔に
優しくキスをした
リフトの前後との距離と
ウェアとゴーグルで守られてると思うと
外なのに全然気にならない
潤「ところでさ…?」
なに?,と言うように
こっちを見てくる翔くんに
口角をあげて笑ってみせて
潤「リフトは平気って言ってたよね?」
少し体重を移動して
リフトを揺らすと
翔「ちょっ…やめろっ…バカっ…」
安全バーの上で重なった手が
ぎゅっと握られた
リフトの上から見る景色は
山の下にいたときと違う綺麗さで
それに感動しながら
隣の翔くんを見て思わず頬が緩む
恋人が怖がってるのに…って思うけど
テレビで見せている怖がる姿とは別で
俺だけが見れる
プライベートのちょっとビビリな翔くん
それが見れることが嬉しくて
ふふっと笑いが零れると
翔「笑うな…」
ゴーグルの奥の瞳に
少し涙を浮かべて睨んでくるから
ゴーグルを額まであげて
涙を拭ってから
潤「頂上までなら大丈夫だよね…」
そう言って安全バーをぎゅっと握る翔くんの手に
自分の手を重ねて優しく握った
少しだけ強ばっていた翔くんの手から
力が抜けた気がして
潤「翔くん…」
翔「…ん?」
少しこっちに向けられた顔に
優しくキスをした
リフトの前後との距離と
ウェアとゴーグルで守られてると思うと
外なのに全然気にならない
潤「ところでさ…?」
なに?,と言うように
こっちを見てくる翔くんに
口角をあげて笑ってみせて
潤「リフトは平気って言ってたよね?」
少し体重を移動して
リフトを揺らすと
翔「ちょっ…やめろっ…バカっ…」
安全バーの上で重なった手が
ぎゅっと握られた