センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第22章 グラジオラス
Sho side
スキーは好き…
いや,ダジャレじゃなくて
滑るのは好きなんだけど
滑るには山に登らなければいけなくて…
歩いてなんて登れるわけないから
リフトかゴンドラに乗らなきゃいけない…
ゴンドラはまだいいよ?
足元に床あるし…
下さえ見なければなんとかなる
…ただ…リフトは…
毎回ドキドキなんだよ…
翔「俺…リフトは平気だよ…?」
精一杯の強がりを言っておく…
ふーん…と笑う笑顔が
明らかに何か企んでる
潤「じゃ,さっそく…コレ乗ろう??」
翔「え?…地図とか見てから行った方が…」
俺の言葉もむなしく
潤はさっさとリフトに向かっていく
順番待ちをしてても
ウェア姿の俺達には誰も気づかないから
それはいいんだけど…
翔「ちょ…これ…一番長いやつじゃね?」
潤「ん?そーだよ?2000m以上の長さって書いてある」
潤はしっかり地図でチェックしていた
翔「なんで2キロもあってゴンドラじゃねーの?」
潤「ふふっ…10分以上,二人きりだねっ」
…嬉しそうに囁く潤は可愛くて…
いつもとは違う意味でドキドキした
…でも,リフトの上じゃなんもできねぇ…
ソワソワしてるのを悟られないように
平常心を保っていると
あっという間に順番は回ってきた
潤「おぉっ…上から見るとまた景色いいね~…頂上楽しみだねっ」
隣ではしゃぐ潤が動くたびにリフトは揺れる…
翔「わっ…バカ…動くなっ…」
スキーの板に積もった雪がハラハラと下へ落ちて行く
俺は握った安全バーから手を離すことが出来なかった
スキーは好き…
いや,ダジャレじゃなくて
滑るのは好きなんだけど
滑るには山に登らなければいけなくて…
歩いてなんて登れるわけないから
リフトかゴンドラに乗らなきゃいけない…
ゴンドラはまだいいよ?
足元に床あるし…
下さえ見なければなんとかなる
…ただ…リフトは…
毎回ドキドキなんだよ…
翔「俺…リフトは平気だよ…?」
精一杯の強がりを言っておく…
ふーん…と笑う笑顔が
明らかに何か企んでる
潤「じゃ,さっそく…コレ乗ろう??」
翔「え?…地図とか見てから行った方が…」
俺の言葉もむなしく
潤はさっさとリフトに向かっていく
順番待ちをしてても
ウェア姿の俺達には誰も気づかないから
それはいいんだけど…
翔「ちょ…これ…一番長いやつじゃね?」
潤「ん?そーだよ?2000m以上の長さって書いてある」
潤はしっかり地図でチェックしていた
翔「なんで2キロもあってゴンドラじゃねーの?」
潤「ふふっ…10分以上,二人きりだねっ」
…嬉しそうに囁く潤は可愛くて…
いつもとは違う意味でドキドキした
…でも,リフトの上じゃなんもできねぇ…
ソワソワしてるのを悟られないように
平常心を保っていると
あっという間に順番は回ってきた
潤「おぉっ…上から見るとまた景色いいね~…頂上楽しみだねっ」
隣ではしゃぐ潤が動くたびにリフトは揺れる…
翔「わっ…バカ…動くなっ…」
スキーの板に積もった雪がハラハラと下へ落ちて行く
俺は握った安全バーから手を離すことが出来なかった