
センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第3章 コチョウラン
Sho side
本能のままにキスをして
最後かもしれないと思って貪った
潤の躰から力が抜け始めて
やっと,苦しそうな表情に気づく
もう…ダメかな…
そう思えば思うほどその躰を離したくなくて
強く自分の方に引き寄せていた
潤「…翔くん…好きです…
ずっと,翔くんが好きだったの…」
ふいに頭上から俺に都合の良い言葉が降ってくる
嬉しくて思わず顔をあげそうになったけど
そんな都合の良い話…あるわけない…と思う自分もいて動けなくなった
潤「…っ,ごめんなさい,気持ち悪いよね…」
潤の方が先に躰を動かして
離れて行こうとした
そこでようやく
固まっていた躰と頭が動き出す
離れていく躰をもう一度引き寄せて
潤の顔を見た
久しぶりにまっすぐ見つめた潤の瞳は
とても澄んだ綺麗な光を放っていて
俺を惹きこんでいく
翔「バカ…気持ち悪いわけないだろ…
俺もずっと好きだったよ…」
また潤の瞳から涙が流れた
翔「潤…俺の隣にいて…
俺から離れないで…」
再び頭を引き寄せて唇を塞いだ
潤「んんっ…はぁ…しょ…くん」
熱っぽい声で呼ばれて
また理性がガラガラと崩れていく音がした
潤を立たせて「おいで」と手を引いて寝室に行く
風邪で寝込んだ潤の傍で放った熱を思い出してさらに躰が熱くなる
潤「翔くん…?」
戸惑う潤の腕を引いてベッドに座らせて今度は俺が上から潤を見下ろした
翔「俺が,怖い…?」
躰を震わす潤の髪をなでると
その手にすり寄るように顔を寄せて
静かに首を振る
その仕草がとても綺麗で可憐で…
もう,湧き上がる熱を
抑えることはできなかった
本能のままにキスをして
最後かもしれないと思って貪った
潤の躰から力が抜け始めて
やっと,苦しそうな表情に気づく
もう…ダメかな…
そう思えば思うほどその躰を離したくなくて
強く自分の方に引き寄せていた
潤「…翔くん…好きです…
ずっと,翔くんが好きだったの…」
ふいに頭上から俺に都合の良い言葉が降ってくる
嬉しくて思わず顔をあげそうになったけど
そんな都合の良い話…あるわけない…と思う自分もいて動けなくなった
潤「…っ,ごめんなさい,気持ち悪いよね…」
潤の方が先に躰を動かして
離れて行こうとした
そこでようやく
固まっていた躰と頭が動き出す
離れていく躰をもう一度引き寄せて
潤の顔を見た
久しぶりにまっすぐ見つめた潤の瞳は
とても澄んだ綺麗な光を放っていて
俺を惹きこんでいく
翔「バカ…気持ち悪いわけないだろ…
俺もずっと好きだったよ…」
また潤の瞳から涙が流れた
翔「潤…俺の隣にいて…
俺から離れないで…」
再び頭を引き寄せて唇を塞いだ
潤「んんっ…はぁ…しょ…くん」
熱っぽい声で呼ばれて
また理性がガラガラと崩れていく音がした
潤を立たせて「おいで」と手を引いて寝室に行く
風邪で寝込んだ潤の傍で放った熱を思い出してさらに躰が熱くなる
潤「翔くん…?」
戸惑う潤の腕を引いてベッドに座らせて今度は俺が上から潤を見下ろした
翔「俺が,怖い…?」
躰を震わす潤の髪をなでると
その手にすり寄るように顔を寄せて
静かに首を振る
その仕草がとても綺麗で可憐で…
もう,湧き上がる熱を
抑えることはできなかった
