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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第28章 レッドゼラニウム

Sho side

ぎゅっと抱きついて
首元に顔を埋めながら
頑張るから…と呟く潤

潤「おはようのキスとかしたりして…お風呂も一緒に入りたい……」

うん…わかってる

それだけ俺との時間を大事にしてくれてるってことだから

翔「ん…わかった…ちゃんと潤が起きるまで待ってるよ」

頬にあたる潤の髪が
ふわふわと気持ちいい

しばらくその髪を撫でてると
顔が埋められていた首につーっと舌が走った

翔「ん…っ…」

不意にきた刺激に
躰がピクンと揺れた

潤「相葉くんと…何話してたの…?」

言いながら唇が耳に寄せられる

翔「っ…はぁ…何って…仕事の話とか…」

潤「ふーん…」

耳朶をカリッと噛まれて
思わず潤を抱きしめる腕に力が籠る

翔「まぁ…調子悪そうって心配されたけど…」

潤「相葉さんに…?」

少し躰を離して
キョトンとした顔で俺を見る

…いや,気持ちはわかるけど…失礼だろ,その反応…

やっと視線がまともに絡んで思わず笑い合った

翔「雅紀は理由なんて知らないけどさ…そーやって気遣ってくれたり…メンバーもさりげなくフォローしてくれたり…斗真なんて…愚痴聞いて惚気られてんのに…ちゃんと俺達のこと支えてくれて…恵まれてるね…仲間に…」

潤は俺の言葉をジッと聞きながら小さく頷いた

ちゅっと唇を重ねて

翔「潤も…俺を好きでいてくれてありがとう…」

呟くと,潤の瞳がキラキラと綺麗に輝いて見えた

翔「寝ようか…」


明日も仕事だから
急いで寝る支度をして
寝室に入った

翔「明日は潤のが早いんだな」

手帳を確認してから
2人でベッドに潜り込んだ

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