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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第3章 コチョウラン

Jun side

蕾に翔くんの指が触れて
その瞬間は怖さよりも羞恥が勝っていた

でも指をナカに少しずつ挿れられて…

味わったコトのない圧迫感に息が詰まる

翔「潤…息吐いて…」

翔「潤…上手だよ」

聞こえる翔くんの声だけを頼りに
なんとか呼吸をして

シーツを握りしめながら圧迫感に耐えた

翔「潤…1本挿入ったよ…わかる?」

言いながらナカで指を動かされて

潤「あっ…ぁ…ん…ん…」

1本かなんてわからないけど
挿入ってるのだけはわかる

コクコクと頷いて答えると

翔「指増やすから…1回抜くな?」

目尻に溜まった涙を拭ってくれて
ゆっくり指が抜かれていく

潤「…っ,はぁ…」

大きく呼吸を吐いて

でもまたオイルを纏った指が
蕾に触れると躰が強ばってしまう

またゆっくり指がナカに進んできて

潤「…っ,ん…ん…っ…」

力を抜こうとしても
増した圧迫感に上手く息が吐けなくて

前を弄られても
どうしても後ろの感覚が勝ってしまう

潤「んぅっ…ん…ぁ…はぁっ…」

翔くんに唇を重ねられて舌を絡めとられて
呼吸を手伝うかのようなソレで

ようやく躰から力が抜けていって

その隙に指が埋め込まれた

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