テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第34章 ランドスケープアゲート

Satoshi side

あったかいコタツの中で
かずに抱き締められて
かずを抱き締めて
かずの温もりを腕の中に感じていると

紅白からの疲れもあって
いつの間にかうとうとしていた


智「…んっ…」

そのまま数時間寝ていたみたいで
瞼を開けると
目の前に気持ちよさそうに眠るかずがいた

サラサラと髪の毛を弄びながら
しばらく寝顔を堪能していたんだけど…

コタツがあったかいからか
若干頬がピンクに染まっていて

薄く開いた唇からは寝息が漏れていて…

呼吸を邪魔しないように
その唇に誘われて唇を重ねた

和「んっ……んぅ…」

少し眉間に皺を寄せたかずから唇を離すと

薄く開いている唇が
俺の唾液で濡れて艶めいて…

ドクンと躰に熱が回る

起こさないように…と思いつつ
でもそれなりに寝たし
そろそろ構って…?とも思いつつ

コタツの中に手を入れて
かずのシャツの下に手を這わせた

和「…ん…っ」

手が冷たかったのか
ピクンと躰が跳ねる

そのまま上に手を滑らせて
まだ柔らかい胸の飾りを指先で弄ると

和「ぁ…っ…ん……っ」

身を捩って逃げようとするから
それを軽く抑えて

唇をもう1度近づけようと
上から顔を覗き込むと

薄らと持ち上がった瞼の下の
茶色がかった瞳と視線が絡んだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ