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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第36章 サボテン

Jun side

何も考えたくなくて
何度も翔くんを求めて…

潤「ぁぁっ…あっ…しょーく,んっぁぁっ」

翔「んっ…潤っっ」

透明に近くなった熱を吐き出したときには
もう頭の中がふわふわしていた


翔「潤…大丈夫か…?」

躰のどこにも力が入らなくてシーツに沈む俺の
前髪を掻きあげながら

潤「んっ…ふぁ…はぁ…っ」

軽く翔くんがキスを落としてくれる


脱力してる俺の躰を綺麗にしてくれた翔くんが
俺の隣に滑り込んでくる

潤「しょーくん…」

重い腕を伸ばすと
腕枕をしてくれて躰を抱き寄せてくれた

翔「潤…愛してるよ…」

潤「俺も…大好き…愛してる…」

なんとか躰を動かして
横向きで翔くんに抱きつくと

腕枕している手で肩を抱いて
トントン…と優しく眠りを促すように叩いてくれる

潤「翔くん…」

でもまだ寝たくなくて
この温もりをしっかり感じていたくて…

半分夢の中に落ちかけながら話しかける

翔「ん…?」

潤「ずっと…傍にいてね…」

翔くんがいてくれれば頑張れるから…
続きそうになる言葉は隠して
胸元に顔を埋めると

翔「当たり前だろ?離れないよ…」

大好きな声が鼓膜を擽って

肩を叩いてた手で髪をサラサラと撫でられて

その心地よさに負けて眠りに落ちた

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