センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第36章 サボテン
Sho side
潤「ありがと…」
その言葉と共に瞼が閉じて
穏やかな顔をして眠りについた
やっと…いつもの
可愛い寝顔を見ることができて
安堵から深い溜息が出た
翔「ごめん…潤…」
溜息と共に溢れだしたのは自責の念
悔しさと怒り…
どうして潤をこんなめに合わせてしまったのか…
翔「ごめん…」
言えなかった言葉を
寝ている潤の上に零した
涙も一緒に溢れて潤の躰を濡らした
萩原さん…
最も世話になって
最も頼りにしてた人
その人が…俺の一番大切な存在を傷つけた
裏切られたような感覚にもなる
でも…それ以上に…
自分の存在が,潤を傷つけたこと
それが一番悔しい
自分を許すことができない…
翔「じゅ,ん…ごめ…っ…ごめん……」
潤の躰を綺麗にしながら
謝ることしかできなかった
…俺に何ができる?
どうしたら潤を守ることができる…?
考えたら,また虚しくなった
潤にそっとキスをして
寝室を後にする
翔「っ…くそっ…」
俺は携帯を手に取って
事務所の電話番号を表示した
結局…俺には何をする力もなくて
潤を守るなんて言ったって
俺には何もできない…
潰されて,もっと潤を傷つけることしかできない…
もう絶対,潤にこんな想いはさせたくないから…
俺がこの手で守れるようになるまで
人に頼ってでも…縋ってでも
守らなきゃいけないんだ…
事務所の電話は
もう深夜に近い時間だというのに
すぐに繋がった
潤「ありがと…」
その言葉と共に瞼が閉じて
穏やかな顔をして眠りについた
やっと…いつもの
可愛い寝顔を見ることができて
安堵から深い溜息が出た
翔「ごめん…潤…」
溜息と共に溢れだしたのは自責の念
悔しさと怒り…
どうして潤をこんなめに合わせてしまったのか…
翔「ごめん…」
言えなかった言葉を
寝ている潤の上に零した
涙も一緒に溢れて潤の躰を濡らした
萩原さん…
最も世話になって
最も頼りにしてた人
その人が…俺の一番大切な存在を傷つけた
裏切られたような感覚にもなる
でも…それ以上に…
自分の存在が,潤を傷つけたこと
それが一番悔しい
自分を許すことができない…
翔「じゅ,ん…ごめ…っ…ごめん……」
潤の躰を綺麗にしながら
謝ることしかできなかった
…俺に何ができる?
どうしたら潤を守ることができる…?
考えたら,また虚しくなった
潤にそっとキスをして
寝室を後にする
翔「っ…くそっ…」
俺は携帯を手に取って
事務所の電話番号を表示した
結局…俺には何をする力もなくて
潤を守るなんて言ったって
俺には何もできない…
潰されて,もっと潤を傷つけることしかできない…
もう絶対,潤にこんな想いはさせたくないから…
俺がこの手で守れるようになるまで
人に頼ってでも…縋ってでも
守らなきゃいけないんだ…
事務所の電話は
もう深夜に近い時間だというのに
すぐに繋がった