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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第37章 アンスリウム

Sho side

潤「んっ…にゃぁ…っ」

嫌がって恥ずかしがって
首を振りながらも

優しく可愛がるように手を滑らせると

可愛い声で鳴き始めた

翔「ふふ…可愛いね…良い子…」

太ももから肉球のついた脚まで
丹念に手を這わせていく

潤「ぁ…ぁ…やぁぁ…」

首筋にきゅっと抱き着いて
顔を埋めてぴくぴくと揺れる

そのたびにふわふわと
潤の綺麗な髪が顔にかかった

翔「潤…鳴き声が違うよ?」

潤「ぁ…ん…にゃぁ…ぁっ」

可愛いのに…誘うような白肌が
艶めかしくて…

熱が躰をグルグルと回る

潤「ね…ぁ…翔く…ん…もう…取りたい…」

肉球がポスポスと胸を叩く

やべ…可愛すぎる…
鼻血でそ…

翔「まだ着たばっかりだろ?」

なんとか堪えて
ギュッと抱きしめると

ビクンと躰を震わせて
小さく丸まった

ホントに猫みたい…

頭を撫でると潤んで光った瞳が二つ,俺を見つめた

潤「にゃぁ…」

小さく開いた口から
か細い鳴き声が漏れた

熱がドクンと一気に中心に集まった

潤「にゃっ?ぁっ…しょ…っ」

気づいたら
可愛い黒猫を組み敷いていて…

ゴクンと生唾を飲み込んだ

…いただきます…

乾いた唇を舐めてみせると

世界で一番可愛い黒猫が
揺れる瞳で俺を見ていた

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