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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第39章 ヒマワリ

Sho side

翔「潤…あいしてるよ…」

潤「うん…俺も,愛してる」

しばらく抱き合って
もう一度シャワーを浴びて
躰をきれいにして

ベットに二人で転がった

潤「幸せ…」

また潤がかみしめるように呟いた

翔「…ふふ…俺の方が幸せだってっ」

ぎゅぅっと抱きしめて言うと
「俺だって」「俺だよ!」と
言い合いになる…

翔「やめよ…また喧嘩になるから…」

どっちがどれだけ好きか…

そんなことで喧嘩したこともあった

潤「そだね…」

そう言って潤も笑った

くだらない喧嘩も,嫉妬も沢山した

傷つけたり,不安になったり…
何年たってもそれは消えていくものじゃない…

でも,それを乗り越えるたびに
愛しさは膨らむから

翔「やっぱ幸せだ…」

潤「俺も幸せ…」

二人でそう思えることが,何より幸せ…

大きなベッドの上で
抱き合って同じ気持ちを共有できることを二人で噛み締めた

潤「あ…そういえばさ…大野さんって…今誰かと付き合ってるのかな…?」

何気なく聞いてくるから
う~ん…と考えて

翔「聞いたことはないけど…ニノとか??」

いつでもどこでもイチャイチャしてるイメージがあったから
冗談半分で言ってみると

潤「ええ!?…え?…もう付き合ってんの?いや…でも…」

と…何やらブツブツ言い始めた

翔「え?何??どーゆーこと?」

ベッドヘッドに凭れて
潤を後ろから抱えながら
言葉の意味を探ってみた

潤「いや…ニノはね…大野さんの事,本気みたいだよ…」

翔「そーなの??え?本人が??」

確信もなく潤がそんなこと言うわけないけど

思ってもみなかった言葉に
何度も確認してしまった

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