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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第39章 ヒマワリ

Sho side

チェックアウトギリギリまで
潤とベッドで過ごして…

当然…ベッドで二人でいれば
そういうことになるわけで…

最後に二人でシャワーを浴びて
ホテルを後にした

翔「潤,躰…大丈夫…?」

車を運転しながら
隣にいる潤に視線を送った

さすがに無理させすぎたかな…
と思って,何度も聞いてしまう

潤「大丈夫だって,俺鍛えてるもん」

心配しないで?と可愛く笑うから
信号が赤になった隙に唇を奪った

潤「んんっ…ちょ…もぉ…見られたらどーすんの…」

潤は慌てて躰を押し返す

翔「だって,潤が可愛いから」

潤「可愛くないってば…」

翔「可愛いよ…俺にとっては,誰よりも」

綺麗な瞳を見つめて言うと
耳まで真っ赤に染まった

やっぱ可愛い…

潤「もぉ…俺…ニノに立場考えて行動してね…とか言っちゃったのに…」

俯いてブツブツと唇を尖らせていた

翔「それ…俺たちが言う?」

付き合い始めてからずっと…
色々思い出してみても

冷汗がでる場面が…いっぱいあった

よくもまぁ…斗真にしかバレずに
ここまできてると思う…

また視線が絡むと
どちらからともなく噴き出して笑った


潤の家に帰りついて
またリビングでくっついていて

そしたらまた…
そういうことになって…

その夜には,もう潤は動けなくなっていた

翔「ごめん…」

潤「大丈夫…俺も止まんなかったし…」

日付が変われば潤の誕生日当日

だけど,とてもそこまで起きてはいられなくて…

ベッドの中で気怠い躰を寄せ合って
抱きしめあったら
勝手に瞼が落ちてくる

翔「潤…誕生日おめでとう…」

もう寝息を立てている潤の額にキスをして

俺もすぐに眠りの淵に落ちていった



その先に 未来がある

君と見たいから





*To be continued....

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