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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第43章 エンジェルトランペット

Sho side

潤「じゃあ…今日は俺が気持ちよくしてあげる」

その言葉と共に天使の唇が
俺の唇を塞いだ

薄暗い部屋に天使のシルエットだけがくっきり浮かんで…輝いて見える

もうその状況だけで俺は抵抗できなかった

あっという間にバスローブが肌蹴られて

天使が俺の胸元にキスを落としていく

浄化されてるみたいな気分で

触れられたところから
溶けてなくなるんじゃないかと思うくらい

躰が熱く火照っていく

翔「っぁ…待って…んっ…っは,ぁぁ…」

瞼を開けると天使が上に居るから
どうしても目を開けることができない

でも…見えないと
次に何をされるのかわからなくて

不意にくる刺激に躰が大きく跳ねる

潤「翔くん…感じてる?…ここ…もう尖ってる…」

胸の飾りを指でくるりと撫でられて
次の瞬間温かい感触に包まれた

翔「んぁっ…ぁぁっ…」

びっくりして思わず目を開けると
天使が俺を愛撫しながら綺麗に笑っていた

翔「はぁっ…ぁ…ごめ…なさい…」

また…何かわからずに許しを請う

潤「ふふ…気持ちいって言って?」

天使の舌が器用に飾りを転がす

心臓がどきどきと強く脈打つ
このまま止まっちゃうんじゃないかとさえ思う

翔「ぁぁっ…気持ちいい…ですっ…」

胸の上を動く頭を押さえたいのに
天使の輪っかがそれを許さないとばかりに輝いている

俺はシーツを握って
快感を逃すしかなかった

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