センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第44章 ドラセナ
Jun side
お風呂を出たところまではあんなに楽しかったのに…
でも今日は雪が降るくらい寒くて…
生放送だって毎週ある翔くんに
風邪なんてひかせたくないから
たまには先に髪を乾かしてあげたかった
それだけのつもりが
素直になれなくてつい強く言い返してしまった
ベッドの端っこに寝転がると
冷えたシーツにブルッと躰が震えた
潤「…っくしゅ…」
くしゃみと同時に
翔「はぁ…」
小さなため息が聞こえて
ベッドの反対側が沈んだのがわかった
チラッとそっちを見ると
俺に背を向けて翔くんが布団に包まっていた
潤「さむっ…」
翔くんとの間にある空間のせいか…
髪を乾かさなかったからか…
今シーズン1番ってくらいに寒くて寝つけなくて…
布団を頭まで被っていたら
ドンっと大きな音が聞こえてビクッと躰が跳ねた
起き上がってみると翔くんの脚がベッドから落ちていて…
布団もちゃんとかけてないからかけ直したりして…
朝方になって少し眠りにつけた
携帯のアラームで目が覚める
起き上がろうとすると
潤「ぃった…」
ズキン…と頭が鈍く痛んで…躰も重たい
隣を見ると翔くんはいないから
もう起きたんだろう
寝室で着替えてからリビングに行くと
翔くんが新聞を読んでいた
視線が絡んで…
でも風邪ひいたのがバレないために
それから逃れて
キッチンで水を飲むフリをして
薬を流し込んでから
潤「俺先行くから」
翔くんの顔もまともに見ないまま家を出た
お風呂を出たところまではあんなに楽しかったのに…
でも今日は雪が降るくらい寒くて…
生放送だって毎週ある翔くんに
風邪なんてひかせたくないから
たまには先に髪を乾かしてあげたかった
それだけのつもりが
素直になれなくてつい強く言い返してしまった
ベッドの端っこに寝転がると
冷えたシーツにブルッと躰が震えた
潤「…っくしゅ…」
くしゃみと同時に
翔「はぁ…」
小さなため息が聞こえて
ベッドの反対側が沈んだのがわかった
チラッとそっちを見ると
俺に背を向けて翔くんが布団に包まっていた
潤「さむっ…」
翔くんとの間にある空間のせいか…
髪を乾かさなかったからか…
今シーズン1番ってくらいに寒くて寝つけなくて…
布団を頭まで被っていたら
ドンっと大きな音が聞こえてビクッと躰が跳ねた
起き上がってみると翔くんの脚がベッドから落ちていて…
布団もちゃんとかけてないからかけ直したりして…
朝方になって少し眠りにつけた
携帯のアラームで目が覚める
起き上がろうとすると
潤「ぃった…」
ズキン…と頭が鈍く痛んで…躰も重たい
隣を見ると翔くんはいないから
もう起きたんだろう
寝室で着替えてからリビングに行くと
翔くんが新聞を読んでいた
視線が絡んで…
でも風邪ひいたのがバレないために
それから逃れて
キッチンで水を飲むフリをして
薬を流し込んでから
潤「俺先行くから」
翔くんの顔もまともに見ないまま家を出た