過激BL短編集
第7章 淫語♡H♡
あれから僕らは精液を拭くだけ拭いてそのまま寝てしまった。
「おはようございます…」
顔を合わせるのが気まずくて、起こしながらドギマギしてしまう。
「んん…?ねたい…ねむい…って…純!!」
「…?」
「わ、忘れてた…昨日はすっごいエロかったよ!!」
寝癖だらけで目もまだちゃんと開いてない彩人さんが満面の笑みで言う。
「ぼ、ぼく恥ずかしすぎて…もう…死にそう…」
彩人さんは機嫌がよくてただただニコニコしている。謎。
「あっ…あの…聞きにくいんですけど…
もしかして、彩人さんってちょっとMっ気あります…?」
昨日彩人さんがイッた時の表情を思い出す。
「んんー、俺はね…SとかMとかよくわかんないんだよね。だってオナニーするときに自分をいじめるのって、いじめられて気持ちいいのか自分をいじめて気持ちいいのかわかんないじゃん?だからどっちもだよ、多分」
着替えようと立ち上がった僕を彩人さんがベットに連れ戻す。
「ねぇ…今度はいじめてくれてもいいんだよ?」