過激BL短編集
第13章 王子様はキャラ作りが大変なの(´;ω;`)
ドアの向こうでいろんな人が喋ったり歩いたりする音が聞こえる。
「兄貴ってほんと恥ずかしがり屋だよな。いつもタガが外れるまで喘がないよね」
「そ、そりゃ…そうじゃんっ…はずかしっ…からぁ」
はぁーっと息を吐きながら声を我慢する。
「喘いだほうが気持ちよくなれるよ」
それは知ってるけど、羞恥心が勝ってしまう。
類が呆れたような顔をする。
「仕方ないなぁ…、喘ぎ声止まらなくなるくらい本気出してやるよ」
類がニカッとキラキラの笑顔を見せる。
左手で扱きながら、右手で亀頭を虐める。
我慢をしても腰がビクンと跳ねて声が出る。
「んんっ…ぁっ…はぁっ…あっ……ゃぁっ…」