過激BL短編集
第13章 王子様はキャラ作りが大変なの(´;ω;`)
類がまた手を動かす。
足は内股になって、よだれを垂らしながら腰を反らせている自分が鏡に映る。
不意に恥ずかしくなって、まっすぐ立とうとしても立てない。
「るいっ…あぅっ…あっ…んんっ」
部屋中にクチュクチュという音が鳴り響く。
しゃがみ込みそうになりながらも耐える。
1分が経つ。物凄く遅く感じるような速く感じるような。
「やぁっ…ぁっ…」
「膝ガクガクじゃん」
類が座り込みそうになっているところを狙って速く擦ったり、強く握ったりしてくる。
「今日はもう辛いよね…。もうイカせてあげる」
やっと…。やっとだ。
ストップウォッチは残り2分になっている。
「なんてね、2分経ったらだよ」