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過激BL短編集

第14章 冷たい攻め

ビクビクしながら敦が立ち上がる。
床にあぐらをかいて勝利が下から睨む。

「まだアイツの事が好きなの?俺は遊びだったのかよ」

「違うよっ…好きじゃないからこそ遊んだんじゃん」
「2人で街歩くとか許せないんだけど」


高く掠れた勝利の声が部屋に響く。

「ベッド行け」

敦が顔を引きつらせてベッドに寝転ぶ。

「全裸になれ。今日は調教する。お前みたいにフラフラしてる犬は躾けないとな」

敦が助けを求めるように部屋をグルグルと見回すけれど、もちろん何もない。

「早く脱げよ」


敦が気迫に負けて服を脱ぐ。
パンツを脱ぐのを少し躊躇って全裸になった。

「足開いて」

敦が寝転んだまま足を広げる。
「もっと開け」

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