過激BL短編集
第16章 甘えたい彼氏
悠太の精液でTシャツが汚れている。
「ごめん…イッちゃった…」
「最近セックスしてなかったから溜まってたの?」
はあはあと辛そうに呼吸を荒くしている悠太の頭を優しく撫でる。
「そう、しかもオナニー我慢してたの」
「え、なんで?」
しゅんたの耳が紅くなっているのがわかる。
「今日のために…セックスのために…」
と言った瞬間、中がギュッと締まった。
「そんなに期待してたんだ、最初は嫌がってたのに、ほんとはされたくてされたくて仕方なかったんだ」
悠太が無言で小さく頷く。
「かわいい…ほんとかわいい。めちゃくちゃにしていい?」
「めちゃくちゃに…なっていい?」