にじいろ。
第6章 俺達の夏。
潤が去年サーフパンツを買ったショップに連れて行ってもらった
値段はちょっとお高めだけど
モノがいいしデザイン性ももちろんいい
いろいろ悩んだ挙句
虹色のグラデーションのサーフパンツに決めた
潤「他に何買うの?」
雅紀「んーとね、コレ!」
俺が指差したのは
ラッシュガード。
潤「…あ」
潤は何も言わなくても察してくれた
『別荘に程近い海は
ほとんどプライベートビーチで
一般の客は入ってこない』
って翔ちゃんは言ってたけど
いくら仲間内とは言え、やっぱりさ
本人は見せたくないと思うんだよね
俺でさえ
あの日の夜以降、見てないんだもん
かずの背中の傷跡。
アレコレ物色していると
めちゃくちゃ可愛いのを見付けた。
フードに犬耳の飾りが付いた
パステルイエローのラッシュガード。
これにしよう。
絶対似合う!
そしてお揃いのイロチでもう一着。
パステルグリーンがいいかな。
こっちは、俺の。
値段はちょっとお高めだけど
モノがいいしデザイン性ももちろんいい
いろいろ悩んだ挙句
虹色のグラデーションのサーフパンツに決めた
潤「他に何買うの?」
雅紀「んーとね、コレ!」
俺が指差したのは
ラッシュガード。
潤「…あ」
潤は何も言わなくても察してくれた
『別荘に程近い海は
ほとんどプライベートビーチで
一般の客は入ってこない』
って翔ちゃんは言ってたけど
いくら仲間内とは言え、やっぱりさ
本人は見せたくないと思うんだよね
俺でさえ
あの日の夜以降、見てないんだもん
かずの背中の傷跡。
アレコレ物色していると
めちゃくちゃ可愛いのを見付けた。
フードに犬耳の飾りが付いた
パステルイエローのラッシュガード。
これにしよう。
絶対似合う!
そしてお揃いのイロチでもう一着。
パステルグリーンがいいかな。
こっちは、俺の。